PIV（粒子画像流速測定法Particle Image Velocimetry)とは、流れ場における多点の瞬時速度を非接触で得ることができる、光学の流体計測法のことです。
ハイスピードカメラで高速現象をスローモーションで撮影し、コンピューターにて数値化することにより、防雪柵まわりの風雪の流れを短時間で精密に解析できます。
弊社の風洞実験設備にPIVを導入し、より高性能な防雪柵の実現をめざして日々研究開発を行っています。

弊社では、風洞実験装置による活性白土を用いた可視化実験、堆積実験、風速分布測定を行い、地吹雪や積雪状況を再現することでそのメカニズムを解析し、防雪柵の開発および防雪対策の検討を行っています。現在は、粒子画像流速測定法（PIV）を導入し、数値化した流れ場の可視化にて、より高度な解析および評価を行っています。